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キネカ大森ではじめての三谷幸喜作品
こんにちは、管理人MASAです。
今回は東京テアトルの株主優待券を使って、キネカ大森で「スオミの話をしよう」を鑑賞してきました。
実は、ちゃんと三谷幸喜作品を観るのは今回が初めて。
勝手なイメージで「おちゃらけたドタバタコメディなんでしょ?」と思っていたのですが、さて本作はどうでしょうか。
【予告】映画『スオミの話をしよう』予告【9月13日(金)公開】
5人の夫が語る「違うスオミ」というミステリー
ストーリーはというと。
長澤まさみさん演じる「スオミ」が誘拐され、彼女と結婚していた5人の夫たちが集まってくる。
ところが、それぞれの記憶にある「スオミ」像がまったく異なるという、ちょっとしたミステリー仕立て。
西島秀俊さん演じる、モラハラ気味な警察官(4番目の夫)が物語の中心。
序盤、彼の同僚のセリフがやや説明過多で気になりましたが、物語が進むにつれ、テンポも乗ってきて自然と引き込まれていきました。
長澤まさみ、さすがの演技
中盤まではスオミは回想にしか登場しません。
この回想シーンでは観ながら太宰治の「人間失格」を思い出しました。
しかし彼女が現在のシーンに登場すると、そこからの長澤まさみさんの演技がすごい。
5人の夫それぞれに対して違う「人格」のスオミを、たった1シーンでスイッチしながら演じ分けるその瞬間は、まさに圧巻。
「笑い」も「切なさ」も、絶妙な匙加減
この作品、単なるミステリーや人間ドラマではなく、随所にクスッと笑えるユーモアが仕込まれています。
それがしつこすぎず、でも確かに効いてくる心地よいバランス感覚でした。
ちょっと気になったのは、エンディング。
唐突にミュージカル調で「ヘルシンキ愛」を歌い上げられるのですが、できればそこに至るまでにもう少し「フィンランドへの思い」が描かれていてもよかったかなと。
また、スオミの登場シーンにはいつも似たような女性が一緒にいて、「似てるよな」と思っていたら、まさかの幼馴染。
それがわかった時には、不思議な清涼感がありました。演じていたのは宮沢エマさん。
この1年間の映画館で観た私的ランキング
1位 ブータン 山の教室(2024年4月観劇)
2位 スオミの話をしよう(2024年9月観劇)NEW
3位 オッペンハイマー(2024年6月観劇)
4位 笑いのカイブツ(2024年1月観劇)
5位 白鍵と黒鍵の間に(2023年11月観劇)
6位 HOW TO HAVE SEX(2024年7月観劇)
7位 YOKOHAMA(2024年4月観劇)
※ランキングは「この1年で映画館で観た中で、どれだけ心に残ったか」という私的基準です。映画そのものの良し悪しというより、「そのときの自分の気分にどれだけフィットしたか」です。
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