【実録10万円チャレンジ】暗号資産は儲かるのか?|Episode 32:全資産プラス&35万円回復!LTC爆騰の謎、「今や私が胴元だ」発言とスマホ決済の実用化【2026年9月版】



はじめに

こんにちは、管理人MASAです。

2026年9月もあっという間に過ぎ去りましたが、世界情勢を見渡すと依然としてキナ臭い空気が漂っています。

中東では、ホルムズ海峡の封鎖や経済苦境に直面したイラン側が米国へ戦闘終結を提案したものの、トランプ政権がこれを拒否。事態打開の糸口が見えないまま、米・イスラエルとイランの軍事的緊張が続いています。トランプ・ジャイアンが在任中はこの状態が続くのでしょうか・・・?

普通なら「リスクオフで金融市場は大混乱」となってもおかしくない局面ですが・・・今月のマーケットは驚くほど冷静でした。

  • 日経平均株価:8月終値 66,311円 ➔ 9月終値 66,753円(+0.66%)と波乱なく小幅高をキープ
  • ビットコイン(BTC):中旬以降にETFへの大規模な資金流入とショートカバー(売りポジションの買い戻し)が重なり、一時87,000ドル台まで急伸!

そして、当ブログで運用中の暗号資産ポートフォリオも全銘柄が揃って前月比プラスを叩き出し、当初分の合計評価額は35万円を回復しました!

特に今月の主役となったのは、前月比で約38%も吹き上げたLTC(ライトコイン)です。

戦争という極限の地政学リスクがまるで「日常の背景ノイズ」のように市場に織り込まれ、株もクリプトも淡々と買われていく光景には、投資家として一抹の不気味さや複雑な心境も覚えます。

それでは、今月の動きと保有資産の状況を深掘りしていきましょう!

このブログの「10万円チャレンジ」とは?

このブログでは、管理人MASAが約10万円分の暗号資産を実際に購入し、その後の価格変動を記録していくというリアルなドキュメント企画をお届けしています。

・チャレンジ開始:2022年末〜2023年初頭
・分散投資した4銘柄:BTC/ETH/XRP/LTCにそれぞれ約25,000円ずつ
・スタート時の総額:101,000円(端数の日本円含む)

「なぜ10万円ピッタリじゃないの?」と思われた方は、こちらの記事もどうぞ👇

9月の注目トピック①:なぜLTC(ライトコイン)がこれほど跳ねたのか?

今月の暗号資産市場で、管理人のポートフォリオにおいて最も強烈なパフォーマンスを見せたのがLTC(前月比 +37.93%)でした。

主要銘柄であるBTC(+6.24%)、ETH(+8.53%)、XRP(+8.27%)も十分に堅調でしたが、LTCの伸びは頭ひとつ抜けています。

なぜ今、地味(失礼!)とも言えるライトコインがこれほど買われたのでしょうか?
背景には、主に2つの要因が考えられます。


1. BTC高値圏に伴う「出遅れアルト・実用通貨」への循環物色

ビットコインが一時87,000ドル台をつけ、投資家の関心は「次に出遅れている銘柄はどこか?」へと移り、その受け皿となったのが、歴史が長く流動性が高いLTCだったのではないでしょうか。


2. デジタルシルバーとしての再評価

ビットコインが「デジタルゴールド」として機関投資家に買い占められる中、実用的な決済スピードと低い送金手数料を誇るライトコインが、本来の「日常使いできる銀(デジタルシルバー)」として見直された側面があります。

暗号資産市場には昔から「金(BTC)が吹き荒れた後に、銀(LTC)が遅れて猛烈に追いかける」というアノマリーがあるのですが、今月はまさにその循環が絵に描いたように決まった1ヶ月でした。

9月の注目トピック②:「今や私が胴元だ」〜ベッセント発言とクリプトの本質〜

今月の経済ニュースの中で、管理人が思わずゾクッとしたのが、9月8日に米国のスコット・ベッセント財務長官が放ったこの発言でした。

「今や私が胴元だ(I am the house now.)」

投機的な円売り・ドル買いの動きを牽制するために飛び出した、カジノの比喩を用いた強烈な一言です。

カジノにおいて「house(胴元)」は絶対に負けないようにルールが設計されています。つまり、「為替市場で調子に乗って逆らう投機筋は、通貨当局がいつでも狩り取れるぞ」という国家権力からの露骨な脅し文句なわけです。

しかし、この言葉を聞いたとき、管理人は改めて暗号資産の存在意義を考えさせられました。

法定通貨(円やドル)の世界は、中央銀行や時の財務長官といった「胴元」の都合や政治的思惑ひとつで、ルールの変更や通貨発行残高の操作が平然と行われるゲームです。

一方で、ビットコインをはじめとする分散型暗号資産はどうでしょうか。

暗号資産の世界には、偉そうな顔をして「私が胴元だ」と宣言できる王様や長官は存在しません。あるのは「誰にも改ざんできないオープンな数式とプログラム」という冷徹なルールだけです。

国家や政治権力の気まぐれで通貨の価値が左右される時代だからこそ、「特定の胴元が存在しない、国家に支配されない資産(ソブリンフリー・アセット)」としてビットコインに世界中の資金が逃げ込んでいる。ベッセント氏の言葉は、皮肉にもその事実を浮き彫りにしたように思えてなりません。

とはいえ、もちろん「プロトコルに胴元がいない」ことと、「価格が胴元の影響を受けない」ことは別問題です。

現実にビットコインを取引しているのは米ドルや円といった法定通貨ですし、ETFを通じて参入した大手機関投資家のポートフォリオにも組み込まれています。ベッセント長官が為替や金利のルールを力づくで動かせば、ドル建てのリスク資産である暗号資産も当然そのとばっちりを受け、価格は激しく乱高下します。

「国家がシステムのルールそのものを都合よく書き換えることはできないが、市場価格はしっかり振り回される」。

この二面性こそが、私たちが投資している暗号資産というアセットのリアルであり、同時に面白さなのではないでしょうか。

9月の注目トピック③:Coin Estateから届いた「BTCハードフォーク」通知

9月15日、利用している取引所のCoin Estateから「ビットコイン(BTC)のハードフォークに関するお知らせ」というメールが届き、一瞬身構えた方もいたのではないでしょうか。管理人はTHE WHY HOW DO COMPANY(3823)の株主優待でBTC(ビットコイン)を受け取るために開設していました。

👇 THE WHY HOW DO COMPANYの株主優待でBTCが当選した話はこちら

「ハードフォーク」と聞くと、古参マイラーやマイナーなら、2017年にビットコインからビットコインキャッシュ(BCH)が分裂した「コイン分裂騒動」を思い出すのかもしれませんが、管理人は初耳です。

今回のハードフォークは、ネットワークの安全性やプロトコルを最新化するためのアップグレードに伴うもので、基本的にはブロックチェーンの健全な進化プロセスの一環だとか。

取引所側も、チェーンの分岐やトランザクションの混乱を防ぐために一時的にBTCの入出金を停止するなどの安全措置をアナウンスしていました。

一瞬、「自分の持っているBTCが消えてしまうのでは?」と不安になりますが、取引所が適切に対応してくれるため、長期保有(ガチホ)している個人投資家としては「慌てず静観する」のが鉄則です。むしろ、定期的にこうしてメンテナンスや改善が行われていること自体、暗号資産ネットワークが現在進行形で生きている証拠と言えるのではないでしょうか。

9月の注目トピック④:さらに身近になる暗号資産(スマホ決済×クリプト)

投資やマクロ経済の話だけでなく、私たちの日常の「お買い物」でも、暗号資産の存在感が一気に増してきました。9月末に飛び込んできた2つの大きなニュースがこちらです。


au PAY × αU wallet(相互交換&チャージ)

KDDIなどが9月30日よりサービスを開始。日常で貯めた「Pontaポイント」を元手に、取引所の口座を開設することなくウォレット上で暗号資産(WBTC、ETHなど)やステーブルコイン(JPYC)と相互交換できるようになりました。さらに、暗号資産をau PAY残高へチャージして、街中のお店でそのまま使えるという双方向の連携が実現していきます。


PayPay × Binance Pay(インバウンド向け暗号資産決済)

国内スマホ決済の王者・PayPayが、世界最大手取引所の決済プラットフォーム「Binance Pay」を導入すると発表。訪日外国人が自身の暗号資産残高からPayPay加盟店でスムーズに決済できるようになります(店舗側は日本円で売上金を受け取れる仕組み)。

これまでは「暗号資産を持っていようが、スーパーやコンビニのレジでは使えない」というのが最大の弱点でした。

しかし、国内ユーザーのポイント経済圏(au PAY)と、訪日外国人のインバウンド需要(PayPay)の両面から、「スマホ決済アプリを通じて、誰もが意識せずにクリプトを日常で使うインフラ」が急速に整いつつあります。

暗号資産が単なる「ネット上の投機商品」から「生活に溶け込んだ実用通貨」へと進化している未来が、いよいよ現実味を帯びてきました。

ただし、PayPayのインバウンド対応は、残念ながら日本居住者は対象外。法律や税制(決済時の雑所得課税)の壁が高く、自国のインフラなのに使えないというのは、日本のクリプト税制の遅れを痛感させられますね。

現在の保有状況と損益(2026年9月30日時点)

それでは、2026年9月末時点の運用実績を公開します!

2026円9月暗号資産ポートフォリオ
銘柄保有数評価額当初分の前月比
BTC(ビットコイン)0.0110142,168円+8,353円(+6.24%)
ETH(イーサリアム)0.163215 (うち当初分 0.1510)67,279円(うち当初分62,243円)+4,895円(+8.53%)
XRP(リップル)717.00(うち当初分 526.00)165,405円(うち当初分121,343円)+9,276円(+8.27%)
LTC(ライトコイン)2.688327,849円+7,659円(+37.93%)
日本円(残金)ー997円ー

合計:403,698円
当初分のみの合計:354,600円(前月比:+30,183円(+9.30%))
当初分のみのスタートからの損益:+253,600円(+251.08%)
NEW ステーキング報酬(2026年8月分)で0.000238ETH増

今月の運用ハイライト

  • 全資産プラス&当初分合計35万円を回復!
    ポートフォリオ内の4銘柄すべてが綺麗に前月比プラスとなり、残高は35万円を回復しました。
  • 通算利益は「+251%」!
    開始時の10万円が、放置しているだけで(浮き沈みはありましたが)約3.5倍(当初分のみの計算で35万4,600円)に!
  • 文句なしの月間MVPはLTC!
    先述の通り、前月比+37.93%というロケットのような急上昇を見せ、ポートフォリオ全体の利益を力強く押し上げてくれました。

まとめ&今後の展望

地政学リスクの長期化、為替市場における米財務省の強烈な口先介入など、世界のマクロ経済は常に不透明感に包まれています。

しかしそうした混乱の裏で、暗号資産は「インフレや国家の恣意性に耐えうる価値の保存先(デジタルゴールド)」としての評価を固めつつ、スマホ決済との融合によって「日常で使える実用的な通貨インフラ」へと着実に階段を登っています。

もちろん、クリプトの世界は上がった分だけ激しい調整(急落)が訪れるのが常です。

短期的な乱高下に一喜一憂して売買を繰り返すのではなく、当初のルール通り「10万円をただじっくり寝かせて、歴史の移り変わりを楽しむ」スタンスを崩さずに、10月以降の相場も見守っていきたいと思います。


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